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「和モノ場」ができるまで


和暦ダイアリー

こんにちわ、香野です。

ところで、私が購入した和暦ダイアリーは、正確に言うと「旧暦ダイアリー『「旧暦日々是好日」』」というものです。

LUNAWORKSさんというところが作成していらっしゃいます。旧暦と新暦が対応していて、一言コラムのようなものも掲載されています。

今日は旧暦で何日だったっけ? とか、弥生だと季節の行事ってなんだろう? とかいう時に、ぱらぱらっとめくってみると楽しいです。

サイトのほうで、通販もしてらっしゃいます。こちらもいろいろ面白いので、興味のある方は、見てみてください。
# by wamonoba | 2007-03-13 10:07 | 和モノ関連コラム


日本の風

こんにちわ、香野です。

幸田さんの投稿に関連があるようなないようなお話です。

実は先日、NPO法人「日本の風」さんというところにお邪魔しました。こちらは日本文化に関するさまざまな活動をしていらっしゃるのですが、そのひとつとして三味線、聞香、彩書などなど日本文化教室を開催してます。

もう終了してしまった講座なのですが、先日「江戸しぐさを今に生かす」というクラスが開講されていたそうです。その講師をしていらしたのが、なんと幸田さんが読まれた『商人道「江戸しぐさ」の知恵袋』作者の越川禮子先生だったそう。

というわけで、お近くの方、あるいは国立劇場に行かれる方は、一度足を運んでみるといいかもしれません。ショップは地下鉄半蔵門駅にほど近いところにあって、展示会を開催したり、雑貨・書籍なども取り扱っていらっしゃいます。

そして、芝田さんは、番傘倶楽部に入会しました! さて、番傘倶楽部とは……? 芝田さんの投稿をお待ち下さい。

ちなみに私は、和歴ダイアリーを購入しました。なかなか素敵です。
# by wamonoba | 2007-03-09 11:07 | 和モノ関連コラム


友人から、和モノ場で取上げて!とリクエストがあった本の感想です『商人道「江戸しぐさ」の知恵袋』

朝日新聞に連載されていたという「江戸しぐさ」に関して、本がいくつか出ているなかでどれかを和もの場で取上げてほしいと、和もの場メルマガを読んでくれている友人からリクエストハガキが来ていました。

「江戸しぐさ」の本は幾つかあり選ぶのに迷いましたが、なにか自分のビジネスのプラスにもしたいと欲張って「商人」のキーワードが入っている本書を選びました。

今回は、その感想文を投稿します。

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『商人道「江戸しぐさ」の知恵袋』越川禮子著,講談社,2001

たくさんの「江戸しぐさ」が紹介されているなかで、本書を読んで一番印象にのこっているのは、紹介されているメインテーマの「江戸しぐさ」たちではなく、「江戸しぐさ」がなぜ残らなかったのかを解説されている部分だった。

この「江戸しぐさ」が、負けた側の歴史として埋もれてしまっている文化そのものだという指摘があり、近代日本のなかにもまだまだそんな「断絶」があるのだと初めて知った。
特に、明治初期に、京都から官軍が江戸へ攻めあがってきたあとに、「江戸っこ狩り」が行われ、江戸しぐさが根絶やしにされようとしたそうだ。

学生時代に古代史に興味をもっていたころ、古事記に記載されているなかで怪物退治されたと記されているところは、実は、征伐された側の地方有力者達だと知ったとき、自分が生まれた地元にも昔有力な豪族がいたけれども退治された側として記載されていたので、身半分切り取られたような、真っ白な空白が目の前にぽっかりできたような間隔に襲われたことがある。
知らない真実が、足元にすぐ眠っている気がしてならなかった。
負けた側という残りの半分をしらないまま、わたしたちはこれが全てだと思いこんで生きているのだと、足元がぐらついた気がしたのだ。

江戸はわたしにとってゆかりがある土地ではない。
それでも、今でも世界中で戦争があり負けた側が悪とされ殺されている現状がテレビで身近に見聞きされることと比べれば、江戸時代から明治期の間に根絶やしにするために狙われた集団が居たことさえ知らなかったことのほうが、とても身近で、「消された記憶」の恐ろしさを肌に感じる気がする。

本書は、多く「江戸しぐさ」が紹介され、それぞれの解釈が示され、「江戸しぐさ」が現代にも通じる意義を中心にかかれた書だった。
以後、できれば、「江戸っこ狩り」について、どうやって「江戸しぐさ」が消されていったかという過程が書かれている歴史ものを読みたいと思った。

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(幸田)
# by wamonoba | 2007-03-06 22:27 | 和モノ関連コラム


祖母からもらった大福茶

みなさまあけましておめでとうございます。
幸田です。
わたくしは、今年こそ、「一人で着付け」を最後までマスターすることを目標にします!

「初」をつけると、なんでもお正月らしい気持ちになれますね。

今年のお正月に祖母宅へ年始挨拶に行った折、お抹茶をお土産でいただきました。

パッケージにあった効能書きを読むと、初釜をお抹茶でむかえるそのお茶のことを「大福茶」というのだとか。

「だいふく」ではなく、「おおぶくチャ」なのだそうです。

いつもスーパーで売っているお抹茶を手にするわたしにとって、初釜用の京都のお茶屋さんの大福茶は格別においしく、全く別物のように感じました。

緑もあざやかで、甘くて、後味もすっきりして。

さすが、初釜用。
# by wamonoba | 2007-01-11 15:46 | 今日の出来事


明治神宮の奉納舞踊

昨日、明治神宮の例祭(秋の大祭) 第二日の儀があり、
奉納舞踊でうちの師匠が『君が代松竹梅』を踊りました。

実は、明治神宮に入ったのはこれが初めてでした。中は非常に広いところなのだったので、『東京にもこんな森があったのね〜』なんて感心してしまいました。ちなみに、いつもは山手線で通り過ぎるだけなのでした。

奉納舞踊は神前の屋外に舞台をしつらえて、その上で踊るのです。厳かな感じと、秋のさわやかさと、観光客でも気軽に見られる、なんとも良い雰囲気でした。
昨日は曇りで多少冷えてましたが、外国人観光客や参拝の人たちもけっこう集まっていました。

明治神宮で『君が代松竹梅』な〜んてハマリすぎ!(笑)ですね。
私は昨日はボケボケで自分のカメラを忘れてしまい、
借りたデジカメで写真を撮ってましたが、コンパクトカメラって反応が鈍いので、師匠の踊りはあまり見ていないのが実情です。。。
しかし、女形で裾ひきの綺麗な姿での踊りは、外国人観光客には大ウケしていたようでした。踊り終わったあとも記念撮影ひっきりなしでした。

こんなイベントが気軽に見られる明治神宮って、なかなか良いところですね。
(今日は古武道や流鏑馬が行われてます)
# by wamonoba | 2006-11-03 12:11 | 今日の出来事

    

ポータルサイト「和モノ場」奮闘記。和もの場をどうやって作るか?!
by wamonoba