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「和モノ場」ができるまで


着物と仕立て

柏樹です。

ずいぶん前になってしまったのですが、和モノ場メンバーのお知り合いの方が、「御稽古の最初が、長襦袢や肌襦袢を自分で針縫いして縫うところから始める」という着付け教室に通いはじめた、というお話を伺いました。

前々から、着物を着る人は自分で長襦袢を縫うと絶対お得と言っている私としても気になるお話だったのですが、感想をいいそびれたままになっていました。

『着たい』心にすぐ応えたいと「4回で身に付く着付け」を開催する一方、着始めたらより経済的なきものライフを提案したいと、「長襦袢裁縫教室」カリキュラムを考えたこともあります。

和裁を基職(造語かな?)とする私は、素人の方がどの程度の熱意を持てるのか、測りかねる思いもありました。
それで、その後のことなど、聞いてみたいなぁと思っています。

ちなみに、私が長襦袢を自分で縫えるといいですよ、と主張する最大の因は、仕立て料金です。

仕立ての工程は長着の三分の一なのに、仕立て料金は長着の三分の二ということが多いと思います。
これって、おかしいでしょ。
長着と長襦袢を一緒に購入することが多かったので、実際に縫う人たちも長着の仕立ては割に合わなくても、長襦袢の仕立てでペイすると文句も出なかったんでしょうか?
私は、仕事量に見合う料金を頂くようにしていました(仕事の質に見合う料金というのはなかなか難しかったです)。

みなさんのご意見はどうなんでしょう? ぜひ伺いたいです。


急告!:5月16日のサンケイリビングに柏樹民子さんの『たみの“着付けは楽々”』の広告が掲載されます! お目に留まったら、ぜひコメントを下さいませ。(事務局)
by wamonoba | 2007-05-14 09:00 | 和モノ関連コラム

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